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KeKKe FESTA レポ (その1) 2004年10月15日(金)

更新お待たせしました!かなり通常生活&平常心に戻ってきましたので、そろそろ落ち着いて感想が書けるかなと思います。テンション高いまま書くレポも面白いかも知れないのですが、後日読んで絶対恥ずかしくなるので、敢えて冷却期間を頂きました。タイトルに「(その1)」と書いてあるのは、何回かに分けて書こうと思っているからです。イベントの全てについて書くつもりではないのですが、楠田関連のところだけでも、裏話など含めるとかなりのボリュームになると思うので。まぁ、のんびりボチボチ進めていきますよ(笑)。


まずはお礼とお詫びを。直前に台風が直撃したり、当日も朝から雨だったり(昼には止んでたのかな?)、天候にはあまり恵まれなかったのですが、会場いっぱいのお客様に来て頂き、本当に有り難うございました。昼の部の冒頭で、皆さんがどこからいらしたのか手を挙げて頂いたのですが、関東勢は半分くらいで、半分の方は遠方からいらしてくださっていました。いつもいつもこんな遠くまで足を運んで頂き、すみません。そして本当に有り難うございます!

飛行機や電車での移動だけでも大変だったでしょうに、2時間強のオールスタンディングです。体への負担が大きかったことを思うと、とても申し訳ない気持ちになります。ましてや昼&夜通してご覧になった方は、待ち時間も含めると7〜8時間立っていたことになると思います。もうご苦労様でしたとしか言い様がなくて、ただただ恐縮するばかりです。僕たちに出来ることは辛さを忘れてもらうくらい、皆さんに喜んだり、楽しんだりして頂くことでした。そのために思いつくことを思いつくまま思いっきりやらせて頂きました。

身体的にはとにかく辛かったと思うのですが、それでも皆さん物凄く盛り上がってくださって、皆さんの優しさに救われました。実を言うと僕はイベントというものに参加したのは、今回が初めてだったのです。舞台上での芝居はやっていても、ああやって素の自分で登場して歌ったり喋ったりというのは、今まで一度も経験がありませんでした。その記念すべき緊張のデビュー・イベントでMC(司会)という、今考えてみると、かなりとんでもない事をしていたような気がします。同じくMCのサエキさんと小田君にはとても助けてもらいました。この二人が一緒だったから、なんとかやり通せました。サエキさん、小田ッち、どうもありがとう!!そして、会場の皆さんの声もほとんど全て僕の耳に届いていました。なかなか余裕が無くて、拾ってあげることが出来なかったのですが、皆さんの声のおかげで、なんだかみんなが僕の味方のような気がして心強く、安心して喋ることが出来ました。まさにみんなで作り上げたイベントでした!心からお礼を言います。


さて、それでは早速イベントの冒頭から、少しずつ思い出してみましょうかね。まずは、スクリーンに映し出されたイントロ映像ですね!いきなり「じゃん!」って現れた氷帝ポロシャツを来た楠田に皆さん驚いてくれました?というか多分楠田が映った瞬間でしょうか、突然会場から「キャー!!!」という悲鳴(!?)が聴こえたので、驚いたのは待機していた僕の方です!(笑)だってそんなリアクション想像もしてなかったですから、一瞬何事かと思いましたよ、ホントに。

ビデオの中では「本番直前の楽屋風景をお伝えします!」とか言っていたと思いますが、普通こういうビデオってかなり余裕を持って前に撮影しちゃうモノですが、このときはリアルタイムじゃないにしても、本当にあの直前に撮影したモノなんです、昼も夜も。既に皆さんは会場入りして、ざわざわした声が楽屋にも聴こえている、そんな時間でした。ね、直前でしょう?どんな風に映っているか本人たちは確かめる間もなく本番でした。企画段階では本当にリアルタイムでやりたかったそうです。が、機材(コード?)の関係でやむなく録画になったんです。でも録画といっても無編集・ノーカットですから、結局はリアルタイムでやったのとまったく同じ結果になったわけです!

昼は小田君が、夜はサエキさんがカメラを回してくれたんですが、残念ながら昼の方は暗くて木村さんの顔とか難波社長のお尻フリフリとか全然見えませんでしたね!昼の皆さんゴメンなさい!夜はその反省を生かして臨時に照明を持って頂いたので明るく撮れました。そうだ、夜の部だけど、照明が入ったのをいいことに、僕が「こちら木村さんです」って言ってるのにサエキさん、大里君を写すんだから!会場はかなり受けてましたけどね。まったくサエキさん、やってくれます!(笑)


「そろそろ時間です!これからそっちに行きますよ〜!」で楽屋を後にする楠田と小田君が画面から消えた、その時かかった曲は、とうとう生で歌うことが出来ました!そう、みんなの「Brandnew Days」です!イントロの瞬間、会場内に割れんばかりの悲鳴いや歓声!そして舞台下手(しもて : 皆さんから向かって左側です)から楠田が登場。ステージに立って歌い始めた時、みんなの視線が自分に集中しているのを感じました。緊張が最高潮に達していました。続いて長太郎のパートを舞台上手(かみて : 向かって右側です)から登場した小田君が歌ってくれます。もちろん小田君も(長太郎ってことで)氷帝ジャージを着てくれました。

途中二人は交差しながらステージ上を歩いたりして、歌は順調に進んでいきます。が!そのとき事件は起こりました。1コーラス目のラスト、「♪目指す場所は〜」の歌詞が出てこなかったんです。その後のMCで小田ッちがフォローしてくれましたが、確かに練習やリハでは何の問題もなく歌えていたので、その瞬間自分でも何がどうしたのかさっぱり分かりませんでした。というより、最初から最後まで自分が何を歌っているのか分からないくらい緊張していました。

「自分の持ち歌なんだから絶対に間違えてはいけない!」というプレッシャーが強かったし、みんなのああいった声援を受けたのも生まれて初めてだったし、もう頭の中はちょっとしたパニック状態で。だから突然歌詞が出てこなくなった時は「やっちまった!!!」という気持ちで、でも別の歌詞を歌って誤魔化せないほど完成された歌詞だから、もうどうしようもなかったですね!(笑)

ま、それでもなんとか気をとり直し(たつもりになっ)て、2コーラス目に突入です。前半は長太郎がメインなので、ちょっと気が休まります。だんだん落ち着いてきました。そしてサビ。この時くらいかな、みんなが口ずさんでくれているのが聴こえてきたのは。多分最初からずっとそうしてくれていたんだと思います。その頃になってようやく回りに目(耳?)を向けることが出来ました。

みんなの歌声があまりに嬉しくて、間奏のとき思わず出た言葉が、「この曲知ってる人、一緒に歌って!」でした。そしたらみんな大きな声で「♪風が吹きぬける場所で〜」と一緒に歌ってくれて!もう、本当に、夢のようでした。この「Brandnew Days」は僕にとってとても大切な歌です。その思い入れは何度もこの小部屋に書いてきた通りで。その歌をみんなが覚えていてくれて、それを一緒に歌ってもらえるなんて、夢にも思いませんでした。今こうして書いていても、じーんとして、目頭が熱くなってしまいます。多分、このイベントの中で一番嬉しかった瞬間かもしれない。どうもありがとう!!!

さて、そんな嬉しい気持ちを吹き飛ばす事件が再発!なんとさっきと同じ「♪目指す場所は〜」がまたもや出てこなかったのです!というか、さっき歌えなかったことで、ちょっと恐怖心を持ってしまっていました。「あ、また来た!」と思ったら余計に緊張してしまって・・・結局また歌えなかった・・・持ち歌なのに・・・。というわけで、物凄い盛大な拍手を頂いて嬉しかった一方で、後味の悪いまま楽屋に引き上げたのでありました。

しか〜し!僕は悔しがり屋なので、いや本当に悔しくて、「夜は絶対に完璧に歌う!!」とそのとき決心しました。おかげで夜は完璧だったと思います!だよね?ちょっと自信ないけど。そして夜もみんなが口ずさんでくれていたのが分かったので、一緒に歌ってもらいました!これリハの時もまさかそんなことするとは思ってなくて、本当にあの瞬間思いついたことなんです。おかげでイベントの1曲目から一体感が生まれました!

というわけで、まずは1曲目「Brandnew Days」についてでした。夜のお客さんと昼&夜両方ともご覧になったお客さんにはちゃんと御見せ出来たのですが、昼のみ参加の皆さん、本当にゴメンなさい!!もしまたいつか歌える機会があったら、きっと間違えないで歌いますので、どうか許してやってください!って、これで間違ったらギャグだよねぇ。


曲の終わりと同時に照明が暗くなって、その間に小田君は氷帝ジャージを脱ぎ、僕はそれを持ってステージ上からいなくなり、小田君の歌う「光を目指せ」のイントロがかかります。この曲はRunning Musical「645 〜 Taika-no-Kaishin」の劇中で小田君扮する中大兄皇子が未来に歌ったナンバーです。途中、賛美歌のような美しいコーラスの部分があたったり、ゴスペルのような賑やかなノリノリの部分があったりの楽しい歌です。ステージ上には小田君のほか、女性陣12名(くらい?)が一緒にコーラスやダンスを繰り広げます。


そんな楽しい雰囲気のまま曲は終わり、いよいよMCの登場です!というところで、今日はここまで!短いかな?この調子で書いていったら一体何日かかるんだろう・・・・?ま、いいや。その代わり極力いろんな情報も随所に織り交ぜながら、出来るだけ詳しく書きますので、許してちょんまげ!(笑)



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