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ライヴ! 加筆しました)
2005年03月11日(金)その1

か、か、か、花粉がーーーっ!ぐあーーーっ!!どーなってんだーーーっ!!!

全国の、花粉症の皆さ〜ん!お元気ですかーーーーーっ!!
なわけねぇだろっ!!!


もうね、最悪です!ざい゙あ゙ぐ!!急にきましたよ、急に。せっかく穏やかな日々が続いていたというのに・・・・どうしてくれるんだーーーっ!!あ〜、もうこの苛立ちを誰に、いや何にぶつければいいのでしょう!ゴミ箱は鼻をかんだティッシュ100%ですよ。鼻水が滝のように止め処なく、そしてさらさらと流れ落ちてまいります。目が痒いです。既に自分のモノで無くなっています。目薬だけがお友達状態です。くしゃみが止まりません!突然襲ってきて何連発もしているから、そのうち腹筋が筋肉痛になるでしょう・・・・いやきっとなる!

これが僕のここ数日の症状です。ホントに急に来たよ。昨年は平気だったから、2年振りの災難です。最悪です。なぜこんなに辛い思いをしなければならないのでしょう?「一体オレが何をした!!」と叫ばずにはいられない。でも叫ぶと鼻水が!・・・・叫ぶことさえも出来ない。あぁ辛い!!

花粉症じゃない皆さん!この辛さ、分からないでしょう!人生の辛さの半分を経験せずに済んだんです。幸せ者ですよ!それっくらい辛いんよ!そして、花粉症のみなさん!この辛さをみんなで分かち合いましょう!イヤだーーーっ!!


と、今の辛さを叫んだ(叫べないから書き殴った)ところで、今日の本題、行ってみます。本当はもっと早く更新したかったのです。ところがここ数日のアクセス数が異常で、というかあまりに多くてビビってしまい、アップ出来ずにいました(連日1,700〜1,900ヒットでした)。更新予告をしてしまった自分もいけないのですが、まさかここまで反響があるとは思っておらず・・・・正直ちょっと恐くなりました。

予告だけでこうなるとすると、日記の内容によっては各方面に迷惑をかけてしまう恐れもあるのでは・・・・。それで一度書いた日記をすべて書き直していました(花粉症で苦しみながらね)。ので、敢えて落ち着いたトーンにしてあります。読んでくださる皆さんも、極力落ち着いて読んでください。3月6日のイベントの盛り上がり方からすると、やはり慎重にならざるを得ないです、はい。と、自分では分かっていながら、後半(イベント編)は暴走気味!?色々ゴメンなさい!


当初はライヴとイベントの両方について、この1ページに書いてアップしたのですが、あまりに長文なので分割しました。(3月12日追記)


それではまず、2月27日(日)に渋谷7th FLOORで行なわれました並木のり子さんのライヴ、「NAMI-HEY vol.4 LIVE」へのゲスト出演についてですね。今思い出しても笑っちまうほど、「やっちまった!」の連発でした(笑)。


  1発目は「自分で自分の顔を引っ掻いて流血!?」事件ですね。事件っていうか事故!?まぁ何でもいいんだけど、本番の始まる10分くらい前かな、楽屋でファンデーションを塗っていたんです。時間がないから急いでパフパフしていたら、爪で鼻の側面を引っ掻いてしまったんですね。勢いがよかったのか、皮を深めに削ってしまったんですよ。「イテテ」とか言いながらティッシュで傷口を押さえても血は止まらないわ、並木さんに爆笑されるわ、バンドエイド貼るにはあまりに目立ち過ぎる位置だわってことで、諦めてそのまま本番を迎えることになったのです。だから、本番中ずっと顔に鮮血状態でした(笑)。

2発目は、のり&くすデュエット・ソングのお披露目のとき、「歌が消えた」事件。デュエット・ソングのタイトルは「情熱の×××」です。「じょうねつの」と読んでください、とのことです(並木さん談)。「×××」の部分は敢えて読む必要はないそうです。決して「チョメチョメチョメ」と読まないように!そう読んだら叱られましたから(笑)。作詞は並木のり子さん、作曲は木村恵さんです。木村さんは、僕の唯一のオリジナル・ソング「ずっとそばに・・・」の編曲をしてくださったり、2月26日発売の忍足のアルバム「結晶」では、「銀の剣」の作曲をなさっています。で、事件というのは、僕がソロで歌う部分で、腕がピアノ用マイクのスタンドにぶつかってしまい、その瞬間歌が途絶えた、という事態。リハーサルの時に、ぶつかりそうだからってそのマイクスタンドの位置を後ろに下げてもらってたんですよ。それなのにぶつけてしまって「あ!」って思った時が僕のソロ部分だったという訳ですね。ね、じゃないから!

3発目は、楠田の一人コーナーで「ずっとそばに・・・」を歌った時の「一番いいところで!!」事件ですね。1コーラス目のサビが「さあ行こう この道○※■・・・じて」みたいな?(笑)自分でもなぜそうなってしまったのか、理由が分かりません。歌い終わった直後に「さっき歌詞が出なかったところは」って言って、「さあ行こう この道・・・・ん?」って、思い出せてないし!(笑)お客さんの方が良く覚えていてくださって、すかさず「この道を信じて!」って言ってくれました。さすがです!って、コラ!サビだろうが!

4発目はまだあるんかい!、同じく楠田の一人コーナーで米米CLUBの「Just My Friend」を歌った時の「ここはカラオケBOXじゃないんだから!」事件ですね。事件が起こるのはなぜか1コーラス目です。突然歌詞が飛びました。カラオケでよく歌う歌だけに自分でもビックリ!カラオケならテレビ画面に歌詞が映るのに「ここにはない!」って思いましたね、歌いながら(笑)。でも一度ミスるとその後は落ち着いて歌えるんですよ。不思議なものです。というわけで、これからも楠田は1コーラス目が鬼門です!(笑)笑ってる場合じゃない!!


  といった訳で、失敗談だけ語ってきましたが、「ライヴの中身が全然分からない!」という苦情が来る前に、ザザーっとライヴの流れを追っていきましょうね。

オープニングはオヨネーズの「麦畑」でした。なぜ「麦畑」?とお思いでしょう。答えは簡単です。登場のインパクトって大事ですからね、いわゆる掴みってヤツですが、そこを狙ったんです。というのは建前で、本当は自分たちの緊張を解くためだったりします(笑)。並木さんも僕も、もともと舞台役者ですからね、何か役を演じている時って、どんなに多勢人がいても緊張しないんですよ。いきなり素の自分たちのまま出て行って、「こんにちは!今日はいらしてくださってありがとうございます!」なんてやってると、どんどん緊張が高まってしまうことが、容易に想像出来たんですね。だったら思いっきりハメをはずして、さらに「今日はこんな調子のライヴです!」ってメッセージも込めて、最初からお客さんにもくつろいでもらえる雰囲気を作っちゃおうってことになって。で、「麦畑」です。ほかに「3年目の浮気」とか「別れても好きな人」も候補だったんだけどね。何でも、「普段のカラオケっぽいノリを見たい!」というリクエストがあったそうで、僕の米米CLUBもそんなノリで選曲しました。

二人とも農作業のいでたちで、たった今、新幹線で田舎から上京してきました!って設定。特典写真を撮るために2月25日に衣装を持ち寄ったんだけど、偶然二人ともオレンジ色のサングラスでしたね。僕はたまたま部屋の目に付くところにあったから持って行っただけなんだけど、ま、それほど真剣に悩んだ訳じゃないってことですね(笑)。頭にはタオルで鉢巻。首にもタオルを巻いて、濃〜い緑色の厚手の防寒着を着てました。ホントは軍手もしたら作業中っぽかったんだけど、忘れてました!ちなみに手には、なぜかゆうパックの紙袋!

そんな感じで、楽しく賑やかに始まったライヴです。思惑通り、僕たちの緊張は解れ、お客さんも盛り上がってくれました!二人のトークがあった後、さっそくデュエット・ソングのお披露目です。あ、その前に、農作業の格好だと、二人は延々およね&まっつぁんのまま演じ通すのでそれもある意味ハチャメチャで面白いライヴだろうけど、普通の衣装に変身しました。って着ていたものを脱いだだけだけど。二人ともスポーティな格好になりました。なぜなら「情熱の×××」がどこか宍戸をイメージしたような、そんな歌詞でもあったから。曲はロックですね。皆さんからも感想を頂きましたが、本当にカッコいい曲です。また歌う機会があるといいんだけどな。と、暗に匂わせてみたり・・・

次は楠田の一人コーナーです。客席がホントに手が届きそうなくらい目の前なので、ステージ上から、いつも舞台を観にいらしてくださる方々が認識できたのですが、初めての方もいらっしゃるでしょうから、簡単に自己紹介をして、昨年10月のケッケフェスタの話しの流れから「ずっとそばに・・・」を歌いました。その後はまたトークでしたかね。確か「バレンタイン・キッス」のことにも触れましたっけ。そうそう、僕が「夕やけーっ!」って言ったら、結構な人数のお客さんが「ニャンニャーン!!」ってやってくれましたよね!嬉しかったですよ、同世代が多くて!(笑)そこかい!

ひとしきり喋ってから「Just My Friend」を歌って、約20分の楠田コーナーは終わり。続いて二人でトークコーナーです。ここのトークは、事前にお互いが相手に関するアンケートに答えてあった回答を見比べていく、という企画でした。「テニスの王子様」をきっかけに知り合いましたので、やはり収録裏話になったりしましたね。他には初めて会った(演技を観た)ときの印象とか、動物に例えると?とか、ひと言アドバイスとか。内容は長くなるので割愛!

いったん僕は客席に座って、ここからは並木さんのソロライヴ。アルバムi[ai]から、落ち着いたトークも交えて5曲くらい?だっけ。最後はお客さんも一緒に掛け声を練習した後、アルバムのラストの曲「GO!GO!NORIKO!」で盛り上がって締め!並木さんと僕は楽屋へ・・・・のはずだったんだけど、僕がなぜかステージ上に残ってしまいました。あまりに突然みんなステージ上からいなくなってしまったので、一瞬唖然としてしまったんですよ。だからちょっと遅れて僕も控えの間へ。そのときに、「実は今がアンコールの拍手の時間のはず・・・。」と聞かされて、「これはいかん!」となった訳です。客席は盛り上がりから一段落して落ち着いてるし、並木さんは着替え中でいないし、でもアンコールの拍手がなければライヴはここで終わりだし。ってことで、咄嗟に「僕、アンコールしてきますよ。」と訳の分からない言葉を残して再び客席へ。ぼそっと「アンコール・・・・・アンコール・・・・・」とやっているのに気づいたお客さんが、笑いながらもだんだん加わってくれて、全員で「アンコール!アンコール!」に。すかさず引っ込んで、並木さんを連れて予定通りのアンコールに突入!よかった!

ここで、今回デュエット・ソングのCDに同時収録したサウンド・シナリオ「桜の庭」の作者である中川玲さん(テニプリではカチロー&カルピン役でお馴染み!)にも登場願って、トークした後、もう一度「情熱の×××」を歌って、幕!その後は、CDの販売会&握手会で、お客さん全員とお話出来ました。みなさんとても喜んでくださったことがダイレクトに伝わってきて、ものすごく嬉しかったです。そして撤収後、スタッフさんも含めてファミレスで食事をしたのですが、そのときにアンケートも読ませて頂きました。さらには「思いの丈BBS」やお手紙にもご感想を書いて頂きました。本当に有り難うございました。BBSには僕がここに書けなかった分も細かく書いてくださっています。是非皆さんもご覧になってくださいね。

そう言えば、ファミレスで話しているときに、ふと思ったんですよ。僕はどうしてあんなに歌詞が出てこなかったのか。芝居だったらありえないんですね、セリフが出てこないなんてこと、絶対に。で、よ〜く現場の状況を考えてみて、気付いたんです。原因は多分、客席が見え過ぎたからなんです。あのライヴ会場は陽の光りが良く入ってきて、とても明るかったでしょう?普段のステージって、客席は真っ暗で僕らからは見えないんですよ。ところが、すべてのお客さんの動きが見えるんです。お客さんだけじゃなくて、その後ろの方にいるスタッフさんの動きも。それらがすべて視覚情報として飛び込んでくるので、その都度「おや?何?」って思ってしまったんですね。で、その瞬間歌詞がどこかに行ってしまった、と。いや、言い訳に聞えるかも知れませんが実際いい訳だけど(笑)、何度もあのステージに立っている並木さんも演奏者の方々も「あの明るさに慣れるまで大変だった」と言ってましたからね、まんざら屁理屈でもない訳ですよ。歌に関する集中力が一瞬欠如するんですね。というわけで、いい勉強させて頂きました!もし次回があるならば、今度は最初からそのつもりで行きますよ!


  当日販売したCDについて、もう少し触れておきましょう。ジャケットは、Photoページ(3月)にある通りです。内容は1.「情熱の×××」(のり&くす)、2.「〃」(のりバージョン)、3.「〃」(くすバージョン)、4.「〃」(カラオケ)、5.サウンド・シナリオ「桜の庭」です。2.と3.は、それぞれ並木さんのみ、楠田のみの歌しか収録されていません。つまり、並木さんと一緒にデュエットしたい方は2.を、楠田と一緒にデュエットしたい方は3.を、という心憎い(!?)演出なわけです。そして5.が前述のように、中川玲さん作のシナリオ。

「僕」と「桜」が、それぞれの思いを語ります。「僕」の父が子供の頃からよく遊んでいた1本の「桜」の木。宅地造成で伐採されそうなところを、父が自宅の庭に引き取ってきて植えた。今は亡き父を通して、「僕」と「桜」は、「桜の庭」に思いを寄せます。ちょっぴり切なくも、ほんのり暖かいストーリーです。BGMのギターは、忍足アルバムで「カタルシス」を作・編曲なさった山口芳明氏による演奏で、これがまた気持ちをグッと盛り上げてくれます。実は収録の時も、別室で弾いて下さっているギターの生演奏をヘッドホンで聴きながら朗読したんです。とても感情移入しやすかったです!僕にとっては本当に難しくて、でも納得いくまで何度も収録し直しているうちに、だんだん「僕」になりきることが出来た、そんな作品です(「桜」役の並木さんも同じようなことを言っていました)

そして忘れてはいけない特典のサイン入り生写真ですが、「麦畑」の衣装で撮った爆笑写真です!ホント、おかしいから!格好も変だけど、二人の表情とか!僕はライヴ当日に初めて写真を見て、思わず吹き出さずにはいられなかった(笑)。アットホームで、いろんな意味で楽しいイベントでした!


3月6日のイベントについては、次のページへ!



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