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プチ氷帝祭
2005年04月28日(木)

こちらの日記では御無沙汰でした!Photoは頑張って更新していたので、生存確認は出来ていましたよね!?前回の更新が3月31日(木)ですから、28日振りの更新です(ブランク記録更新!いや、喜ぶことじゃないぞ!)。お待たせしてしまって本当にゴメンなさい。この約1ヶ月の間、いろんなことがありました、というか、していました。まずは4月3日(日)の1st ソロ LIVE。そのあとは主に、6月1日(水)に発足予定のファンクラブの準備や8月24日(水)にリリース予定の1stアルバムの準備、それから新しいアニメ作品やネットラジオの収録など。

一口にファンクラブの準備と言ってもやることはとても多いんです。明日公開予定のオフィシャル・サイトのための写真撮影やブログ&BBSの準備、ファンクラブ初回入会特典CDのためのトーク収録、ファンクラブ名称やそのロゴの考案、会報原稿(楠田担当分)の執筆、マスコット・キャラクターのデザイナーさんとの準備・・・・えっと、思い出せないけど、まだまだあります!

そんなこんなで、こちらの日記がおろそかになってしまいました。楽しみにしてくださっていた皆さん、本当にゴメンなさい。でもこれはすべて、これからの僕と皆さんのために裏で頑張っていた証でもありますので、どうかお許しを!この1ヶ月間にやってきたことは、明日以降、徐々に形となって皆さんの前に現れます!とにかくお楽しみに!!


さて、前置きが長くなりましたが、こちらも本当にお待たせしました!ようやくこのレポを書ける日がきました!良かったです。では、行ってみましょう!「プチ氷帝祭」です!

正式名称は皆さん御存知の通り、「テニスの王子様  CD100タイトル達成記念イベント 集え氷帝 〜君へのエール〜」ですね。氷帝メンバーといえば、榊監督、跡部、忍足、向日、芥川、宍戸、鳳、樺地、日吉、滝の10名なのですが、今回はその中から、跡部役の諏訪部順一氏、忍足役の木内秀信氏、樺地役の鶴岡聡氏そして宍戸役の楠田の4名が参加ってことで、メンバー全員じゃないから「氷帝祭」ではなくて「プチ氷帝祭」なんですね。

さて、では当日をなんとな〜く振り返ってみましょう。といっても、ステージ上で何を喋ったかは、例によってよく覚えていないんですよ。これは決して日が経ってしまったからではなくて、なぜかイベントで喋ったことってほとんど頭に残らないんですね。多分本番中は、次に何が起こるのかってことに集中しているせいだと思うのですが・・・・もしかして既に記憶力が衰(寂しくなるので強制終了)。ですから、ここでは舞台裏での出来事を中心に書いてみたいと思います。ステージそのもののレポを期待してくださっていた皆さん、ゴメンなさいね。その代わり、少ないけど写真も交えて書きますので、許してちょんマ〜ゲ!お前はどこの国の人なんだ!?


楽屋に到着すると(またそこからかい!)、当日司会のインターチャネル松井プロデューサー氏と音響のスタッフ氏が打合せ中。どうやら楠田が1番乗り!昼食をまだ食べていなかったので、途中コンビニで買ってきたサンドイッチを食べながらくつろいでいました。

すると打合せが終わった松井プロデューサー(以下P)氏が大きな布を机に広げて見せてくれたんです。なんとそれは、この日のためにわざわざ特別に発注した「氷帝学園の旗」だったのです!氷帝学園の校章がデザインされたこの旗は、松井P氏曰く、フラッグシリーズの新作だそうでこれまでどんな旗を作ってきたのかな?、しかもこの旗、この世にたったの1枚しか存在しない、超レア物ですよ!そんなところに鶴岡氏が到着して、一緒に感動〜!


これが氷帝フラッグだ!

鶴岡氏も到着〜

鶴岡氏からはさっそく本番で歌う「Brandnew Days」について、ものすごく不安であるとのこと。そりゃそうですよね、3日前にオファーがあったばかりなんだから、無理も無いです。というか僕なら不可能です、知らない歌を3日間でマスターしてステージ上で歌うなんて、考えられません。でもそれを彼は、このあと本当にやり遂げてしまうのです。その模様はまた後ほど。とにかく緊張して不安がっている彼に僕から言えることは、「オリジナルの歌は意識しないでいいから、自分の歌のようにのびのび歌おう!」ってことでした。こんな一言でも少しは気が楽になってくれたようで良かったです。

そんなところへ松井P氏がやってきて進行台本を差し出されました。進行台本は数日前に送られてきていたので、「なぜ?」と思ったら、「これは諏訪部氏には絶対見せないで。」と言われて・・・・余計「???」状態に。さらに説明を受けて納得。前日3月29日に誕生日だった諏訪部氏へのバースディ・サプライズが用意されていて、事前に送ったダミー台本にはそのことが書いてない、とのこと。な〜るほど!ってことで、二人して食い入るように台本を読んでいると、そこへ木内氏登場〜。彼が窓を開けて見下ろすと、すぐそばにお客さんの皆さんがズラーッと並んでいてビックリ!3人で窓から身を乗り出すようにして覗いてました(笑)失礼!


「ホンモノ」(笑)の進行台本

同じく木内氏も松井P氏から説明を受けて、「それで諏訪部氏だけ入り時間が遅いんだ」と。松井P氏、ホントに粋な企画を考えてくださいます。しかし、その松井P氏が、まさか自分もサプライズを受けることになるとは、この時はまだ知る由もなかった・・・・。なぜドラマ風?

諏訪部氏不在のままステージ上でリハーサルが始まりました。各々の立ち位置やバースディ・サプライズの段取りを確認した後、歌リハです。まずは「Brandnew Days」から。皆さんから見ると、いつもステージ上で同じように歌っているように感じるかもしれませんが、実はステージによって環境が全然違うんです。特にホールの反響。今回の「津田ホール」はクラシックコンサート用らしくて、残響時間が長かったです。一般的にクラシック用ホールの残響時間は2秒以上が理想だそうで、その中でポップス曲を歌うと自分の声が遅れて響いて聴こえてくるんですね。でもお風呂で歌うと気持ちが良いのと同じで、なんとなく自分が上手くなった様な錯覚を覚えるのです(あくまで錯覚ね!)。だからそれに惑わされないように、目の前の足元にモニター・スピーカーがあるのです。ここから出てくるカラオケに合わせて歌います。そして自分の声もこのモニターに返してもらって、客席とは違って残響の影響を受けない声を聴きながら歌っています。

ちなみにリハ段階では二人とも自分のパートに一生懸命で、てか鶴岡氏は当然なのですが、なぜ楠田まで!まぁ、音響に気を取られていたのもありますが、どこだったか歌詞忘れてたり!(笑)ま、リハですからね、いいんです、いいんです!2回歌わせてもらったけど、初めてこのコンビで歌ったにしてはとても息が合っていて、僕はかなり安心しました。一方、鶴岡氏は気の毒なくらい不安がっていました。一部歌詞が出てこなくて、「歌詞カード見てもいいよ」って松井P氏に言われてたんだけど、彼は結局見ずに頑張ることを決意したのです。男です!

僕たちの後は木内氏の歌リハ。その間はヒマなので、客席に座ってその様子を見ていました。Photoページの3月30日(水)の写真はこの時に撮ったものです。中央の最後列。僕の右隣に鶴岡氏が座っています。さぁ、この席に座ったお客さんはどなたですか?僕たちでお席を温めておきましたよ!嬉しくねぇー!てか、その頃にはもう冷めてるし!

一通り僕らのリハが終わったので取り合えず楽屋に戻ることに。その前に、ステージ上で写真を。まずは客席を撮影。レンズに照明が当たって縦の線がたくさん入ってしまいました〜ありゃりゃ失敗。反対側を向くと、ステージ奥にはこのイベントの看板が、掲げられるのを今か今かと持っていました。


ステージから客席を

これからステージに掲げられる看板

楽屋に戻ったところで諏訪部氏が到着。歌リハをしに、すぐステージに行ってしまいました。「その間ゆくっり落ち着こう」と思った矢先、僕たちもステージへ呼ばれて、次は「E気持ち」のリハを。これさ、僕はオリジナル曲を聴いたことがあったんだけど、どうやって跡部が歌うのかなって、楽しみにしていたんだよね。僕だけじゃなくて、木内氏も鶴岡氏もきっとそうだと思う。で、4人が各立ち位置にスタンバイして、いざ曲が始まってみたら・・・・

「♪アン、ア、ア、ア、アン・・・・・ア〜ン?(ここだけいつもの跡部)

「そうきたかーっ!!」って感じで、あまりにおっかしくて、もうみんなその場に倒れたよ!吉本新喜劇並みに!「これがやりたかったんだ〜!?」ってね。歌詞カードはもらってたけど、結局見ていられる曲でもないから、歌は掛け合いのところだけにして、あとはリズムに合わせて乗ってました(笑)。そんな感じで1回歌い終えて、「ラストは4人で決めポーズにしよう」ってことに。で、ああなったのです。いや、これさ言葉で描写すると、腰をクイッと・・・・って、なんとなく卑猥(いやいや)このラストのみは何度も練習しましたね。それだけ、気合い入ってました!(笑)

そんな感じですべてのリハを終え、みんなで楽屋へ。ここで、衣装についての相談が始まりました。氷帝ポロ&ジャージは事前に持参するよう指示されていたので持ってきていましたが、さて、いつ着るか?木内氏から「部長に合わせるよ」って発言があり、諏訪部氏、「最初から氷帝ユニでいくつもり」とのこと。で、4人とも最初から氷帝ジャージで登場することが決まりました。でもみんな一応私服バージョンも持って来ていたので、それはミニライヴのコーナーで着ることに。ただミニライヴの歌は宍戸&樺地ペアがトップバッターなので、着替えが間に合うかちょっと心配だったのですが、松井P氏が場を繋げてくださるとのことで、安心しました。

そして、松井P氏が楽屋を出たときを見計らって、今度は4人で松井P氏サプライズ企画の相談を。テニプリCD100タイトルを感謝して、僕たち一人ずつから松井P氏に花束を贈るという企画。ホントだよねぇ、CDに出演した役者さん、みんな感謝してるよ。特に青学のレギュラー陣やアルバムをリリースしてる役者さんは、感謝の想いもひとしおだよねぇ。そんな皆さんの想いも込めて、花束渡そうと思いました。

「開場しました!」というスタッフさんの声で、なんとなく緊張が高まります。鶴岡氏とは楽屋でも歌の練習。歌っているとなんとなく緊張を忘れることが出来るんですよ。そんな僕たちを知ってか知らずか、木内氏が無性に空腹になってしまったらしく、テーブル上のおむすびをバクバク食べ始め、それを見ていたら僕もお腹がすいた気がして、お菓子に手が伸びる。緊張感があるような無いような?でもみんな楽屋から廊下に出て、時間ギリギリまで自分の歌の練習をしてました。

時間を過ぎた頃、楽屋のテレビモニターにステージ上で氷帝フラッグを大きく振りながら歩く松井P氏が映し出されました。いよいよだ!お客さんにマイクを向けて跡部の歌を歌ってもらったりしています。そして・・・・スタッフさんの「お願いします!」の声。4人で円陣を組んで掛け声!気合いをいれて、いざ、ステージ袖へ!


本番前だけで、なんでこんなにかかるんだ!?不思議ですねぇ。というわけで、ここから先は、ぶっ飛ばしていきま〜す。というか、前述した通り、本番中の出来事はよく覚えていません!(笑)ので、進行台本を見ながら、大まかな流れのみ追っていきますね。

まずは登場シーン。樺地、宍戸、忍足、跡部の順に、一人ずつ呼び込まれます。僕の時には「Brandnew days」のイントロが流れて、そこへ登場。台本に「お客様に一言」と書いてあったので、宍戸としての意気込みを。確か・・・・「氷帝学園3年、宍戸亮だ!今日は長太郎がいなくてちょっと寂しいけど、きっと成功を祈ってくれてるはずだ。頼んだぜ、長太郎!でもよ、今日は跡部、忍足、樺地が一緒で、それにお前らが来てくれた!思いっきり盛り上がって行こうぜ!!」みたいなことを喋った?と思います。ちょっと時間使い過ぎたかな?ま、いいよね。

そのあと忍足、跡部も登場して5人揃ったところから、トーク開始。立ち位置は、客席からステージ向かって一番右に司会の松井P氏、鶴岡氏、中央に諏訪部氏、木内氏、そして楠田です。ちなみに登場時のBGMはそれぞれ「KA・BA・JI」(樺地)、「CRAFTY」(忍足)、「CROSS WITH YOU」(跡部)でした。最初は会場のお客さんに、テニプリ・イベントの参加は初めて?とか、それぞれの役者を今回初めて見た?などをアンケートしたっけ。トーク内容はなんだか盛りだくさんでしたね。覚えているのは、アニプリで声を当てた自分のキャラについてどう感じたか、みたいなこととか、キャラソンCDのこととか(みんなで「宍戸のアルバム」をリクエストしてくれて、ありがとう!)、劇場版のこととか(なんと9回もご覧になった方がいらっしゃいました!)、う〜ん・・・・やっぱり覚えてません!(笑)いつか松井P氏に記録用ビデオを見せて頂いて、加筆しようかな。

トークは1時間以上やってましたかね。この後はプレゼント・コーナーです。実はこの時点で既に当選者は決まっていたのです。入場時に受け取ったチラシがオレンジ色の人が当選者。で、そのチラシに1番から12番の番号が書いてあって、それぞれプレゼント番号に対応していたんです。プレゼントの内容は次の通り。

アニプリ番宣ポスター(青色&赤色)  各1名
テニスの王子様16巻(表紙に鶴岡氏のサイン入り)  1名
宍戸&鳳「Brandnew Days」ポストカード[非売品](楠田のサイン入り)  1名
忍足侑士「結晶(通常盤)」ジャケット(木内氏のサイン入り)  1名
跡部景吾「破滅への輪舞曲(限定盤)」BOX(諏訪部氏のサイン入り)  1名
劇場版「テニスの王子様」特大ポスター(4人のサイン入り)  1名
各人のサイン色紙  各1名
4人と一緒にポラロイド写真撮影  1名

はい、ちゃんと12名分ありますね?当選した方、おめでとうございました!ちなみに僕のサイン色紙には日付、役名、サイン、そして宍戸のイラスト&セリフを描きました。さらにサイン色紙とポストカードの、なんと裏にもコメントが!内容は秘密です(笑)

さてさて、ここで本日1番目のサプライズです。松井P氏から「今日はある人のお祝いを!昨日は誰の誕生日?」みたいな前振りがあって、その間に僕たち3人がステージ袖から一つずつ花束を持って、さらにはバースディケーキが乗っているワゴンを舞台中央の諏訪部氏の前に。一人ずつ諏訪部氏に花束を贈り、みんなで「Happy Birthday to You」の歌を。そしてそして、会場のお客さんからのお祝いとして、跡部のアルバムから「October」のカラオケに合わせて替え歌「March」を全員で合唱!500名を越すみんなにお祝いしてもらって、諏訪部氏から感激のコメント。いいよねぇ、こういうの。自分のためだけにここまでしてもらえるってことは、本当に幸せと感謝を感じるよね。そんな諏訪部氏を見てる自分たちも幸せになれました!

気持ちがちょっと高まったところで、しかしそろそろ時間ということで、最後に一人ずつ挨拶を。そして、4人はステージ袖へ。「お疲れ様でした〜!」と、なる訳ないじゃん!(笑)ステージ上では松井P氏が跡部「理由」のオリコンチャートの話をしたり、歌を聴きたいよね?みたいな話をして、会場は一気に興奮のるつぼと化す!その間僕たちはステージ袖で、大急ぎで着替え中!楠田は公の場では初めてのジーンズ姿に。上着はグレーのチビTに黒のジャケット。しかも帽子&マフラー着用!もっと細かいこと言えば、ネックレスも着けてました〜。このネックレスはその後も要所要所で着用してます。しょっちゅう見掛けると思いますよ!

さて、「準備完了!」ってことで、ステージ上の松井P氏に「OK!」のサインを送ると、いよいよミニライヴの始まりです。トップバッターは予定通り宍戸&樺地の「Brandnew Days」。まずは二人が登場して軽くインタビュー。このイベント中で最も緊張していた瞬間なので、当然何を喋ったかなんて覚えていません!(笑)今日来られなかった浪川氏の鳳に代わって樺地とのある意味貴重なデュエットで「Brandnew Days」!みたいな紹介をしてもらって、いよいよ歌です!

とにかく緊張しました。だってさ、よく考えたらテニプリ・イベントでこの歌を歌うのって初めてじゃん。だからしっかり歌わなきゃと思って、一言一言大切に歌いました。最初のフレーズは宍戸で、次はいよいよ樺地です。お!リハより声に伸びがある!さすがです。鶴岡氏は本番に強いのかも!これで僕は一気に安心しました。所々アイコンタクトを取りながら「大丈夫だよ!いい感じ!」ってサインを送ってました。分かってくれたかな?でもホント、お世辞抜きにいい感じだったんだよ、鶴岡氏。その場で聴いていてくださった皆さんなら、この言葉が嘘じゃないって分かるよね?2コーラス目は鳳パートが先行です。リハの時にはサビ直前の歌詞が出なかった鶴岡氏だけど、本番は完璧でした!そして2コーラス目が終わって、間奏。今回もやりました!「この歌知ってる人は一緒に歌って!」そしたら本当にビックリするほどの大声で、みんなの声が会場を包みこんで。もう感激でした!昨年のケッケフェスタの時も嬉しかったけど、あのときを大きく上回るパワーで歌ってくださいましたね!本当にどうもありがとう!ムチャクチャ幸せでした!!

みんなで一緒に歌いながら、曲は無事エンディングを迎えました。「ありがとうーっ!!」とお客さんにお礼を言ってすぐに鶴岡氏と堅く握手して「ありがとう!」。だけではとてもその感動を抑えきれず、思いっきり抱き合って喜びました!本当に鶴岡氏、素晴らしかった!3日間という短い時間で、よくぞここまでやってくれました!すぐにステージ袖に引っ込みましたが、そこでもう一度固く握手。何度お礼を言っても足りないくらいで、お互い何度も何度もお礼を言い合ってました(笑)。

さて、ステージ上は木内氏のコーラス講座。「Place of my heart」の一部分、ハモリのコーラスをみんなでやろうという企画。教える木内氏も教わるお客さんも楽しそうでした。そして最後は跡部で「理由」。もう会場の盛り上がりは最高潮に達しました。パフォーマンスをしている諏訪部氏も最高潮で、ハプニング発生!まったく予定に無かったのですが、諏訪部氏が歌の途中で客席に降りていき、通路を走ったそうで!ステージ袖からは見えないので何が起こっていたかは分からなかったけど、突然スタッフに緊張が走った。さらにステージに戻った諏訪部氏がペットボトルの水を頭からかぶったそうで!これも見えないけど、スタッフが急に走り回っていた。会場の熱気とは裏腹に、ステージ袖はとても緊迫した空気に。恐かった・・・。

そんな諏訪部氏のパフォーマンスの後、跡部から「最後はこの曲だ!」ってことで、いよいよ来ました!「E気持ち」です!僕ら3人も再び登場。衣装は氷帝ユニに戻っています。宍戸はトークコーナーでは氷帝ポロ&ジャージ姿、でもここからは氷帝ポロ姿に(これがあの秘蔵写真!)。跡部の衣装は忍足が持ってきたんだっけ?よく覚えていない・・・。歌はですね、とにかく楽しくノッてるだけでした(笑)。歌詞カードは木内氏にお任せで。そして最後の決めポーズ・・・・バッチリ決まりました!いや、僕の位置からは他の3人が背中越しに振り向かないと見えないんだけど、お客さんのリアクションで「決まったんだ!」って分かりましたよ。

あ、忘れてた。声優グランプリさんの写真撮影って、「E気持ち」の前だっけ?後だっけ?確かステージ上が水浸しで冷たかった記憶が(笑)。4人が客席に背を向けてステージ上に座って、カメラマンさんはステージ奥から、4人とお客さんも一緒に撮影!この写真は、5月10日(火)発売の月刊「声優グランプリ 6月号」に掲載されるかも?見てみないと分からないからさ。

そんなこんなで、松井P氏から最後にもう一度一人ずつ・・・・と言い掛けたところで、跡部から「ちょっと待ったぁ!」のひと声が!さぁ、本日2度目のサプライズですよ。諏訪部氏から「松井P氏へCD100タイトルの感謝を込めて、僕らから花束を贈りたい」との言葉があって、スタッフさんから花束を受け取り、一人ずつ松井P氏に感謝の言葉と共に花束を贈ります。5つ目のひときわ大きな花束は、なんとインターチャネル社長から!それを諏訪部氏が渡し終えたところで、松井P氏から感動のコメント。そうだよねぇ、感無量だよねぇ。だってさ、この3年半かけて、地道にといってもかなり強行スケジュールでリリースし続けてきた結果の100タイトルだからね。ご苦労が多かったと思います。仕事とはいえ、仕事を越えた情熱でここまで取り組んでくださったその熱意を、僕らは決して忘れません。そして今後も僕らだけ出なく、全国のテニプリファンを喜ばせ、時には驚かせてくださることを大いに期待しています!宍戸としては、御要望があれば何でもやりますので、いつでもお声を掛けてください!トークの時に宍戸アルバムの話になって「すぐにでも作曲始めます!」といった僕の言葉は本気ですよ。「そんなこと言うと自分の首絞めちゃうよ」とおっしゃった松井P氏の言葉を僕は勝手にエールと受け取りました!(笑)それはさておき、松井プロデューサーさん、これからも、どうぞヨロシクお願いします!!

と、無事にサプライズが終わったところで、もう本当に本当の最後です。一人一人から氷帝ファンに向けてエールを送りました。まずは鶴岡氏から。エールの途中、彼が言葉に詰まってしまって・・・・この時点で楠田もノックアウトでした。そして次は楠田です。のっけから言葉が出てきません。言葉が次から次に溢れてきて、何を言ったらいいのか分からなくなってしまったのです。初めてのアニメ作品である「テニスの王子様」に対する感謝の気持ちと、努力の人、宍戸に引っ張られてここまで頑張ってこられたことに対する感謝の気持ちと、皆川さん始め青学レギュラーの役者の皆さんへの感謝の気持ちと、宍戸を通して楠田を応援してくださった全国の皆さんへの感謝の気持ちと、そしてこれからもテニスの王子様を応援し続けるという決意と・・・・そんな気持ちを言葉に詰まりながらも一生懸命にエールとして贈らせて頂きました。そして次は木内氏が、努めて明るく振舞ってくれて、最後は諏訪部氏から、決して言葉は熱くないんだけど、とても強い感謝の気持ちとこれからのテニプリを信じる気持ちを、みんなに語りかけるように。

すると、氷帝コールが、自然と湧き起こったんです。そうです、これが本物の氷帝コールです。誰かに合図されたり先導されたのではない、みんなの心の底から湧き上がって来た気持ちが大きな力となって、そして全員で一つになって叫んだ、本物の氷帝コールです。僕たち4人もステージ中央に集まってみんなと一緒にコールしました!氷帝学園で本当によかった!氷帝ファンと巡り合えて本当によかった!!

そんな余韻に浸りつつ、4人はステージから消えました。


「プチ氷帝祭」に参加してくださった皆さん、本当に有り難うございました。アニプリ最終回の日に、皆さんとこうして感動を分かち合えたことを心から感謝しています。氷帝学園のメンバーがアニメに登場し始めた頃、一体誰がこのイベントを、そしてこの一体感を想像出来たでしょうか?誰も出来なかったと思います。本当に夢のようですね。でも現実なんです。皆さんと歌ったこと、皆さんと氷帝コールを叫んだこと、そして皆さんと涙したこと・・・・すべては現実です。この日を忘れることは出来ない。そう強く思います。本当に本当に、有り難うございました!


やっぱり長くなっちゃいましたね。ゴメンなさい。もう仕方ないですね。諦めてください(笑)。3時間に及ばんとするステージは、これで終了した訳ですが・・・・楽屋での出来事は、この後もまだまだ続きます。が、それは次の日記で。ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。



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