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宍戸 亮 2ndシングルCD 「EMBLEM」
2007年09月29日(土)

EMBLEM」発売から3日経ちましたね。もう聴いて頂けたでしょうか?皆さん色々なご感想をお持ちかと思いますが、まずは僕の方から、2年振りとなります宍戸シングルCDの四方山話大会(笑)、行ってみたいと思います。

本来ならば9月29日が宍戸の誕生日なので、バースデー・シングルも誕生日当日の発売が本当なのですが、諸事情によりまして9月26日の発売となりました。3日早いリリースでしたが、しかしバースデー・シングルであることに変わりありません!早いリリースの最大の利点は、28日から29日に日付が変わった瞬間、つまり宍戸の誕生日になった瞬間、全国の宍戸ファンの皆さんが一斉にこの「EMBLEM」を聴くことが出来たってことじゃないでしょうか!一緒にお祝い出来ましたね!何事も良い方に捉えるのが信条です(笑)残念ながらまだ手にされていない方も多いと思いますが、一日も早く聴けることを祈っています!

さて、「EMBLEM」について書く前に、まずはどこかで読んだことのある注意書き(懐かしい!)、いってみよう!(笑)以下の文章はかなりネタバレ要素を含みます。これから入手予定の皆さんは、お読みになる際には、よ〜くお考えくださいね。読んでみて「そんなだったら買うのよそう・・・。」という内容では無いと思いますが、万が一ということもありますので、読まないことをオススメします!って言われると余計に読みたくなる?(笑)

読んでみようという方は、下方へお進みください。















ホントに読んじゃう?





















大丈夫?

















決して一人で観ないでください・・・・。違うから!






























はい、いらっしゃいませ〜!(笑)覚悟は出来たと思いますので、ごゆっくり、どうぞ!


このCDの中で、楠田は「EMBLEM」の「作曲」・「メインボーカル」・「コーラス」、そしてボーナストラックの「台本書き」・「演技」・「編集」を担当しました。それでは順を追って書いていきます!あ、今回はちょっとマニアック?専門的?な内容が多めに含まれますので、適当に読み飛ばしちゃってください!(笑)


まずは経緯について。覚えていらっしゃる方もおいでかと思うのですが、昨年の9月下旬、ちょうど宍戸の誕生日の頃、松井プロデューサー(以下P)さんがいつものMessageで、僕からの「リアクションがない」みたいなことをお書きになったことがありました・・・よね?(笑)あれ実はですね、遡ること昨年の春、アルバム「ZERO」関連のことがすべて終わってしばらく経った頃に、「宍戸用に新しいデモ音源をちょうだい」みたいなことを、話の流れで冗談っぽく言われたことがあったんですよ。僕も勢いで、「じゃあ作曲してみます!」なんて調子のイイことを言ったような?(笑)だからその時は多分、具体的なリリースのこととかは、松井Pさんの中でも無かったと思うんですね。本当のところは、まったく分かりませんが!(^^;

すぐに作曲の作業を始めたんだけど、曲がなかなかまとまらず・・・・結局そのまま保留になっていました。行き詰ったらしばらく手をつけないのも、一つの手段なのですよ(と、言い訳してみる^^;)。で、半年くらいして、突然「リアクションがない」って書かれて、慌てて作業を再開したのです!(笑)それでもなかなか思い通りに作れなくて、時間ばかりが経ち、結局、デモ音源を手渡せたのは昨年12月のジャンプフェスタの日でした。

ので、この「EMBLEM」プロジェクトは実は1年半前に、それこそ水深1万メートルくらいの超水面下で、僕も気づかぬうちに地味〜にスタートしていたのです(笑)。で、僕自身、そんなことすっかり忘れていた今年の7月、突然お声が掛かり、あれよあれよという間にレコーディング日程が決まり、ラジプリのマンパが決まり、「EMBLEM」プロジェクトは急展開を見せたのです。


では「作曲」について。僕にとって、宍戸に関する作曲は、「ALive」、「Grow Up」、「Friendship」に続いて4曲目となります。それぞれ曲の持つ個性が違いますが、僕の中ではどれも宍戸をイメージした曲です。人の持ち味って、絶対に一色ではないですよね?宍戸も状況や切り口によって、いろんな色が見えてくると思うんです。それを音で表現したら、当然いろんな雰囲気の曲が出来上がる。聴いた瞬間「あ、これだ!」って来るものもあれば、最初は「・・・・・?」でも、何度か聴くうちに「なるほど!」って思える曲もある。僕の中で、今回の「EMBLEM」は後者に当たります。だからTOPページに「噛めば噛むほど・・・・な歌」って書いたんです。

この「EMBLEM」を作曲するに当たって、まず最初に考えたのは、これまでの宍戸キャラソンにはないジャンルにしたかったこと。そして、「ALive」の時と同じように、直球勝負で行きたかったことです。これまでのキャラソンというのは、前述の3曲はもちろん、「Brandnew Days」、アルバム「ZERO」の収録曲も含めて、全部ですね。で、僕が考えたのは、スィング系のいわゆるハネるリズムを基調にした、ちょっと大人びた雰囲気の曲でした。中学3年生といえども、全国大会まで闘ってきた人物ですから、これまで自分がやってきたことやこれからのことについて、どこか達観した考え方を持っていてもいいかなと思ったんです。それを音で表現しようとした時に、スィング系の曲ってマッチすると思いました。

僕が作ったデモ音源の段階では、曲はいたってシンプルでした。ベースライン、ドラム、メロディのみ。言い方を変えればシンプルというより、未完成?(笑)いや、僕は作曲者として、このままで良いと思ったんです。それをどう料理するかは、アレンジャーさん(編曲者)にお任せしようと。まぁ、理想を言えばね、僕がアレンジまで出来れば良かったんですけど、僕には商用に耐えうるスキルも機材もありませんので、ここはプロの方にお任せするのが一番なのですよ。僕の希望は、ベースラインとドラムとメロディに込めましたので、あとはアレンジャーさんが、その中から何を汲み取ってくださるか、楽しみに待つだけです。だからね、極端な話、完成したのを聴いてみたら演歌調だったとか、マーチだったとか、そんなことになっちゃう可能性もゼロではないのですよ!(笑)

ま、もちろん冗談ですが。で、完成したものはFUNK ROCKでした。説明するまでもなく、聴いて頂いた通りです。僕が作ったデモ音源の基本的なコード進行やリズムパターンは、生かしてくださいました。といっても、そのままじゃないですよ。そこがアレンジャーである本島一弥氏の腕の見せ所です!本島氏には今回初めてお世話になったのですが、もともとギタリストでいらっしゃるので、ギターソロとかホント、カッコ良いですね!さらにホーンセクションやオルガンも加わり、宍戸らしい力強くてパンチの効いた曲になりました!

せっかくなので、ちょっと専門的なことを書きますね。細かく聴くとお気付きになると思うのですが、所々、パターン通りではない部分があるんですよ。例えば、「♪どんなに壁が厚くたって」から、伴奏のパターンがちょっとジャズっぽくなってるでしょ?いわゆるウォーキング・ベースってヤツです。テンポが100から200に、倍の早さになっています。で、「やる気出して行こうぜ!」で、また元に戻ってますね。この元に戻るところも、スピード感を出すために、休符の長さが半分になっていたり、「やる気」の「や」の音が短かったり。それから「♪まだ見ぬ明日のために」の「ま」と「♪やると決めた時から」の「や」を比べると、同じようなフレーズの繰り返しなのに、後者の「や」の方は突っ込んだリズムになってますね。あと、「♪時代の波の上で」のところは、伴奏が一瞬無くなる、いわゆるブレイクしているんですが、ここで緊張感を出すために「時代」の「じ」を短く、かつリズムを後ろに溜めて歌っています。

文章で書くと、ちょっと味気ないものになってしまうので、実際に聴いて確かめてみてください!「聴いただけじゃよく分からない」という場合には、一緒に歌ってみると感覚で分かりますよ。さっきと同じように歌おうと思っても、きっと歌えないでしょう。それはリズムや音符の長さが少しずつ変えてあるからです。これらはすべて、曲中に変化を持たせるというアレンジャーさんの工夫ですね。


続いて「メインボーカル」と「コーラス」についてです。レコーディング当日のことはブログ「今日のひとり言8/19付」に書いた通りなのですが、もうちょっと詳しく書いてみますね(あの時点では書けないこともあったので!)。レコーディングは六本木のスタジオで行なわれました。僕にとっては2度目のスタジオでした。1回目はバレキス(忍足バージョン)のコーラス録りの時でした(懐かしい!)。今回は8月15日ということで、夏真っ盛り!確か36℃とかいった日ですよ。一番暑い14時にスタジオ入りということで、スタジオに入っても、しばらく涼んでから録ることになりました(^^;その間に、アレンジの変更点の確認や歌詞の微調整について提案したり、打ち合わせをして、あとは生姜湯用のポットを準備して頂きました。コレ、レコーディングの必需品!(^^)

15時ちょっと前にブースに入って、マイクを前に何度か歌ってみました。実は「♪生まれてきたこと感謝して」の部分が別の歌詞も用意されていて、実際に歌いながら決めようと思っていたので、その辺の様子も見つつ。少し前述しましたが、この曲を書くにあたって、僕は直球で行きたかった、つまりストレートなイメージで勝負したかったんですね。松井Pさんも賛同してくださいました。だから、歌詞のイメージについてもそういうリクエストを出しました。すなわち・・・・宍戸の一番の魅力でもある「精神的に男前」な部分を前面に出し、テニスの試合、つまり勝負(=人生の勝負)に賭ける熱い想いや、(バースデー・シングルなので)「生」を受けたことに対する感謝の気持ちを、原作通りの宍戸のイメージを崩さず、ストレートに表現したい。これが、僕のリクエストでした。恐らく松井Pさんは僕のリクエストもある程度取り込みつつ、作詞家の六ツ見純代さんに依頼してくださったのだと思います。イメージ通りの歌詞を初めて読んだときに感動したのを覚えています。

そして、いよいよレコーディング本番です。僕としては、とにかく力強く歌いたかったんですね。歌詞を読んで頂ければ分かると思うのですが、一言一言に宍戸の強い想いが込められていて、(言い方は悪いけど)一瞬たりとも気を抜ける箇所がありません。密度が高いです。レコーディングは楽に歌うのが基本ですが、この歌に限っては、めいっぱい気持ちを熱くして歌いました。まぁ、おかげで生姜湯の消費の早いこと早いこと(笑)。あっという間に2杯目、3杯目、4杯目・・・・最終的に6杯飲みました。とても甘い飲み物だからでしょう、一日2杯まで、と注意書きが書いてあるのですが、レコーディングの時にそれを守れたことは、今まで一度もありません(笑)。普段は飲まないので、許してくださ〜い!(^^;

そうそう、間奏明けの「♪どんなに日々が辛くたって」のAメロですが、最初は「♪どんなに壁が厚くたって」とまったく同じメロディだったんです。でも、練習で何度か歌っているうちに、「せっかく間奏で盛り上がるのに、またテンションを元に戻すのはもったいないなぁ」と思い始めて、メロディの変更を提案したんです。ディレクターの松岡氏とアレンジャーの本島氏に相談したら、「作曲者は楠田さんなので、どうぞご自由に!」とのことで(よく考えたら、そりゃそうだ!笑)、レコーディングしながらその場で作ったメロディー、アドリブ的にいわゆるフェイクしたものがそのまま採用となりました。この時に気をつけなきゃいけないのは、あんまり好き勝手にメロディを作ってしまうと伴奏(オケと言ってます)まで変更しなきゃいけなくなるので、オケのコード(和音)の範囲内でメロディーを構築することですね。従って、基本的に元のメロディを踏襲しつつ、高い音を増やして、尚且つテンションを上げて歌ってみました。

ちなみに、この「EMBLEM」の音域ですが、偶然にも「ALive」とまったく同じで、最高音はG音(ソ)で、最低音がC音(ド)です。しかし、「EMBLEM」の方がAメロとBメロが平均的に低めの音で構成されているので、女性にはちょっと歌いにくいかな、なんて申し訳なく思っております(^^;てか、僕も低くて歌詞をはっきり歌いにくかったです(笑)。特にBメロの終わりの「♪Always」、「♪Dream」、「♪Myself」、「♪Thank you」は、低い上に英語ということで、尚更でした。「だったらキーを上げればいいじゃん!」ってことなんだけど、ところが、サビになると急に全体的に音が高くなるので、半音上げることも出来なかったんですねぇ(一応、試したら無理でした(^^;)。そういう意味でも、「難しい歌を作っちまったなぁ・・・」と、実はちょっと反省してます(笑)。

メインボーカルを録り終えた後は、コーラス録りです。通常コーラスといえば、メロディの3度上とか5度下とかの、いわゆるハモリなのですが、打ち合わせの結果、この曲はハモリではなく、ダブルの方が良いだろうということになりました。つまり、メロディとまったく同じことを、もう一度歌って、それを重ねるという訳です。こうすることで、自然に生まれた微妙なズレによって、シンプルでありながら、厚みが出せるんですね。ダブルを歌った箇所は1コーラス目、2コーラス目ともにサビの後半、「♪Ah,」から「♪数だけ」までです。オケもサビの前半から後半にかけて、オルガンが加わって広がりを出す感じなので、それに合わせて、後半だけダブルとなりました。聴いて確かめてみてくださいね〜!あ、もし、ダブルに聴こえなかったら、その部分は、メインボーカルとダブルがパイルミラージュしてるってことです!(笑)


こうして歌のレコーディングは、無事終了しました。続いては喋りものの収録です。まずはラジオCMですね。例によって、松井Pさんが考えてくださったであろう原稿を手渡され、語尾などを宍戸っぽく変更して、収録に臨みました。これまでに数え切れないほどのCM原稿を書いてこられたからでしょう、普通に読めばピタリ20秒におさまる文章になっているのです!さすがです!発売前と発売後をそれぞれサクッと収録して終了〜!

次が問題の(?笑)ショート・ストーリーです。最初スタジオに入った時に、ディレクターの松岡氏に「シングルCDでボーナストラックは珍しいですね」って言われたんですよ。どういうことかな?と思ったら、最近のシングルCDは、歌とカラオケのみなんだそうです。知ってました?僕は「Brandnew Days」や「ALive」のことがあったので、ボーナストラックはあって当たり前だと思っていたんですね。だから、当然あることが前提で、松井Pさんともメールで事前打合せをしてました(笑)

コンセプトは、やっぱりバースデー・シングルにリンクして、誕生日にちなんだ内容にしたかったんですね。歌のテーマでもある、「生」を受けたことに対する考えも盛り込みたかったです。松井Pさんからは、宍戸一人で演じることが条件として提示されていました。ので、宍戸以外の声は使えない。つまり氷帝メンバーと会話は出来ない。でも登場させたかったんですよ。しかも、日頃の宍戸とメンバーたちの様子がちょっと想像出来ちゃうような形で。

実は、脚本を書いたのはレコーディング当日です。確か11時くらいから始めて、1時間ちょっとで書いたんじゃないかな?本当は前日までに書いちゃって、余裕を持ってレコーディング当日を迎えたかったんだけど、前日はWebラジオ収録の後、例によって1人カラオケに行って「EMBLEM」を結構ミッチリ練習し、ちょっとお疲れモードだったんですね。帰宅してからも、何かとやることがあって、ショート・ストーリーに取り掛かれたのが、夜中の・・・・明け方近くでした(^^;。で、頭の中で考えをまとめてたら、よっぽど疲れていたのでしょう、知らぬ間に寝てしまったんですね。ハッと気付いたら翌朝の10時半とかで、こりゃヤバイ!(><)って。でも、ちょっと寝たおかげで頭はスッキリしていました。すぐにパソコンに向かって、昨晩考えたストーリーを一気に書き始めて・・・・書きながら中間考査の話を入れようとか、設定を誕生日の3日前にしようとか思いついて・・・・なんとか家を出る時間までに、ほぼ書けました。確か日吉や忍足のくだりは、スタジオに向かう途中で思いついた、と記憶しています。

そんなことで用意した台本を、2回収録しました。といっても、1回目はマイクの音量チェック用なので、実質1発録りですね(笑)。だから収録時間は30分も掛からないくらいで、比較的すんなりと。で、この収録した音声データを自宅に持ち帰って、アルバム「ZERO」のボーナス・ディスクと同様に、さっそくパソコンで編集しました。ちなみに浪川氏と演じた「Brandnew Days」のショート・ドラマは、編集無しの完全1発録りなんですよ〜!

1発録りとは言っても、あれだけの台本なので、ノーミスってことはなくて、つっかえた部分や、ニュアンスが違うからと言い直した部分を削除してタイミングよく繋げたり、テストとはいえ1回目も収録したので、2回目よりも良い部分は抜粋して使ったり、バックに聞こえる環境音(街の雑踏、公園で遊ぶ人の声、セミの鳴き声、犬の吠える声、小川のせせらぎ、鳥の鳴き声など)や効果音(逃げる足音)をセリフと合わせたり、といったかなり細かい編集をしています。時間的余裕があれば、そのままスタジオで、エンジニアさんの横についてすべての作業をやって頂くことも可能なのですが、明後日までに、という至急な状況だったので、持ち帰って自分で編集することにしたのです。「ZERO」の時もそうでしたが、特にセリフの「間」は、実際に演じた役者でないと調整が難しい部分もありますので、そういう意味でも自分でやらせてもらえて良かったです。

タイトルの「宍戸 亮 〜逃げて BÜN BÜN〜」ですが、今回は僕が考えました。松井Pさん考案による「ALive」の時の「トークタイム 〜宍戸 亮 てれて ZIN ZIN〜」に、ある程度は習った方が良いような気がして考えたのが、今回の「にげて ビュン ビュン」です。ただね、「ZIN ZIN」と同じにしようとすると、アルファベット表記をしなくちゃいけないでしょ?でも「ビュン」をどう表記したらいいのか・・・・と、悩んだんです。で、ふと思い出したのが、第2外国語で履修したけど99%忘れてしまった(笑)ドイツ語だったんです。ウムラウトを使って「BÜN」とすれば無理矢理「ビュン」って読めなくもない!?みたいな(笑)で、それを松井Pさんに、こんな感じでメールで伝えました。

ショートストーリー 〜宍戸 亮 逃げて BUN BUN〜
「U」はドイツ語のウムラウト(上に点々)にしてください!(活字がありませんでした!^^;)読み方は「ビュン、ビュン」となります。


そしたら、松井Pさんから、「これであってる?」って、実際に紙に「BÜN BÜN」と手書きしたものの写メが送られてきたのです!「なるほど、この手があったか!」て思いましたねぇ(笑)で、めでたくこのタイトルは採用になったのです。見たこともない単語だし、皆さんも最初はどう読むのか戸惑ったことと思います。まさか当て字だとは思いませんよねぇ。すみません(^^;ちなみに宍戸が「デュエットしてやろう」と思った歌なのですが・・・・編集した段階では、最後に宍戸の鼻歌があったんです。でも、諸事情によりカットされてしまいました〜(笑)ま、収録する時から、カットかなぁと思ってたんですけどね。一応収録はしてみました。ので、どんな歌だったかは、皆さんのご想像にお任せします!

このショート・ストーリーは、「ALive」の時と同様、かなりの部分、僕の主観で占められています。「私の想像する氷帝メンバーは違う!」とお思いの方もいらっしゃると思うのですが、そこは敢えて、楽しんで突っ込んで頂けたらと思います。僕なりにわざと突っ込み所を盛り込んだりもしていますので。一種の遊びと思って、あまり真に受けないでくださいね〜(笑)あくまで、楠田個人のものですのでね。今回は許斐先生に事前に台本を読んで頂いていませんし(^^;

かなり断片的でしたが、裏話などをつらつらと書いてみました。レコーディングは、結局19時過ぎに全部終わったので、正味5時間くらいですかね。「ALive」の時のようにトロンボーンが無かったので、その分早く終わりました。収録の3日後、8月18日(土)にトラック・ダウンという作業がありました。スタジオにレコーディングのときのメンバー(ディレクター、アレンジャー、エンジニア、作曲者)が集まって、ボーカルや各楽器のバランスやエフェクトの調整をします。これで、ほぼ出来上がり。あとは最終的な仕上げである、マスタリングをすれば完成ですが、これはお任せしました。


あと、CDの中身以外のこと、ジャケットについてもちょっと書いてみようかな。9月26日はリョーマのシングルCDも同時発売という関係からか、どちらもジャケ絵が似たようなアングルですね。バストアップで、帽子かぶって。帽子は関係ないだろ!違いは、リョーマはあっち向いてるけど、宍戸はバッチリカメラ目線です!カメラ・・・・って絵だから!でも、「ALive」にしても「ZERO」にしても、あ、「Brandnew Days」もだ、宍戸は必ずカメラ目線なんですね!おぉ〜!いま知った驚愕の事実!(笑)やっぱこう、常に目標に向かっている宍戸って感じで、どのジャケットもとても素敵です!

あ、そうだ、これ書こうと思ってたんだ!今回ね、松井Pさんがチャートの順位によって鰻云々って書いてたじゃないですか。僕は以前ブログに書いた通り、チャートの順位はいわゆる瞬間風速的なもので、かつ相対的な指標だから、そんなに拘らずに、とにかく一人でも多くの方に聴いて欲しいと願っています。ではあるのですが、皆さんもチャートの順位を上げようと、色々手を尽くしてくださるとのコメントやお手紙を頂いて、僕もただ静観していては心苦しいので、身近な所だけですが、ちょっとリサーチしたんですね。

そうですねぇ、オリコン・チャート協力店の実態調査とでも言いましょうか。まず発売日の前日、9月25日。アニメイトさんには、いつも通り、新譜コーナーにずらりと並んでいました。勢いで思わず買っちゃいました!(笑)次に渋谷の某大手”T”さん、1枚ですが、ちゃんと置いてありました!感動して思わず買っちゃいました!(笑)続いて渋谷センター街の某大手”H”さん。テニプリのスペースはあるものの、「EMBLEM」はありませんでした。ま、発売前日だからね。同じ足で向かった新宿の”H”さんは、1軒はなかったのですが、もう1軒には1枚ありました!嬉しくて思わず買っちゃいました!(笑)

さて、いよいよ発売日の26日。新宿に行きました。”H”さんは2軒とも無く、”K書店”さんもやはりありませんでした。昨日もなかった方の”H”さんのカウンターで、「EMBLEM」のことを聞いてみたんです。そしたら「この商品はお取り寄せになります」とのこと。つまり、入荷予定は無いってことです・・・・。

さらに翌27日、渋谷の”T”さんは同じく1枚ですがありました!店員さんがわざわざ探してくれたので、思わず買っちゃいました!(笑)しかし渋谷の”H”さんは、やはり置いてありません。リョーマの「Wonder Land」は置いてあるのに宍戸は無いんです。だから、店員さんに聞いてみたんです。すると、「その商品は入荷していないので、お取り寄せになります」と言われました・・・・。続いて帰宅途中に吉祥寺にも寄ってみました。まずはアニメイトさん。もちろんありましたので購入!そして駅ビルの中の新星堂さんには1階店舗にも2階店舗にも1枚ずつありましたので、もちろんどちらも購入!しかし”H”さんにはやはりありませんでした。”T”さんは、空腹過ぎて行きそびれました(^^;失礼しました!

そして28日。新宿の25日に置いてあった方の”H”さんにもう一度行ってみたのですが、残念ながらありませんでした。疲れていたので、店員さんには尋ねませんでした。最後に新宿の”T”さん、こちらもありませんでした。

という感じで、発売日の前後4日間、いわゆる大手CDショップを回ってみたのですが、”H”さんと”T”さんでは、(渋谷の”T”さんを除いては)ことごとく買いたくても買えない状況でした。つまり、店舗で購入するのは難しいということです。これでチャートインを目指すのは極めて困難な話で、まぁ、今さら何かを改善したところで、即効性は期待できないでしょうから、最初から通販に絞るべきだと思った次第です。だってね、あれほど足を使って回っても置いてないんだからさ、なんて言うか、とっても寂しい気持ちになりました。流通のしくみは知っていますので、どうしようもないってことは理解しているんですけどね・・・・。

そのような訳で皆さん、「EMBLEM」はお近くのアニメイトさんや新星堂さん、あるいはアマゾンさんなどのネット通販にて購入するのが、効率的だと思われます。ただし、これはあくまで個人的な見解で、上記の某大手CDショップであっても、店舗によってはちゃんと置いてある可能性がありますので、事前に電話で確認するなどしてみてくださいね。

とにかく、インデックスミュージックの営業スタッフさんも、精一杯努力してくださっているはずです。その努力が報われるように、微力かもしれないけれど、みんなで力を合わせようね!どうぞヨロシクお願いします!


さて、こうして、今回も多くの方々のおかげで、宍戸CDが完成しました。特に松井Pさんには、再び宍戸にスポットライトを当てて頂いて、本当に感謝しています。当然のことながら、プロデューサーのGOサインが無ければ、何も動き始めない訳で、その機会を頂けたことがすべての始まりと言えるのです。そして、そんな松井Pさんを動かしたのは、紛れもなく、宍戸ファンの皆さんの宍戸を応援し続けてくださった力です!まさに、継続は力なりです!強く願い、行動し続ければ、その願いはいつか必ず叶うのですね!本当にありがとうございました!

でもね、僕はこれで終わりにしたくは無いんです。まだ先へ行きたいんです。始まりがあれば、必ず終わりはやってきます。その時に、「もうちょっと、あれもやっておけばよかった」って後悔はしたくない。だから今回も、あらゆる面でギリギリに挑戦しています。やれることは、自分なりにやりきりました。でも、宍戸はまだ行けます!皆さんがそう信じてくださる限り、宍戸、だけでなく、氷帝メンバーは、まだ出番があるはずです!少なくとも、僕はそう信じています。やれると思うならやらなきゃ、きっと後悔してしまうでしょう。それだけは絶対に悔しいので、どこまでも可能性を求めて、気持ちよくその時を迎えられるよう、挑み続けたいと思っているのです。

別にこれは、他のキャラクターとの競争というわけでも、選挙に立候補というわけでもなくて、大切なのは僕たちに何が出来るかを考え、それを実行に移すことなんです。実際に動かすのは上層部の方々だけど、その原動力は、僕たちの力であるはずです。行動しなければ何も始まらない。ラストスパートを、みんなで一緒に、全力で走りきりましょう!僕に出来ることがあれば、誰に何と言われようと、当然全力で取り組む覚悟です。皆さんの援護射撃、是非お願いします!


なんか熱く語ってしまいましたが、個人運営のサイトなので、どうか大目に見てやってください!(^^)そういえば「ALive」の時もそうだったんですが、29日にアップしようと思って、結局30日になってしまいました。2年前は、途中で2時間ほどダウンして、アップしたのが午後3時だったようですね。今回はダウンしていません!元気です!ちょと・・・・眠いけど(^^;とにかくこの日記をアップするまでは・・・・いや、アップして、読み返しつつ修正を終えるまでは、絶対に寝ませんよ!ま、その代わり、その後で爆睡しますけど(笑)。ただですね、今日中に100万ヒット記念プレゼントの当選者を発表して、ボイスメッセージもアップする予定になっていますので、あまりノンビリとは寝ていられないんですよね。なんとか無事に全部こなせることを、心の中で祈っていてください!

それでは、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございました!「EMBLEM」を聴いての皆さんのご感想、「思いの丈BBS」の方でお待ちしています。ひと言でも結構ですので、コメント頂けましたら幸いです。



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