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17の四、右上スミ小目 2004年11月22日(月)

今日も稽古行ってきましたよ〜!「ドラえもん」の話題で持ちきりでした。なんたって25年ですからね。世代に関係なく共通の話題になってしまう「ドラえもん」ってスゴイですよ。「ドラえもん」を一度も見たことのない人を探す方が難しいんじゃないかな。それにしても25年か・・・・比べちゃいけないけど、僕は宍戸を演じ始めて僅か2年半です。この先22年半も宍戸を演じるってどういうことなんだろ?気が遠〜くなります。それほどのことをなさってきたんですね。感服です。


稽古と言えば、「TBワンスモア」さんの稽古場日記、ご覧になって頂きましたか?え、まだ?いけないなぁ!時代に乗り遅れちゃうぞ〜!?な訳ないんですがどっちだよ!、まぁ、楽しく書かせて頂いてますんで、お時間のあるときに是非!ちなみに僕は南雲之丞(「なぐものじょう」と読んでネ)というペンネームで書いていますが、実はこの芝居の役名とちょっと被ってます。「南雲拓巳」が僕の演じる役です。どんな人物かは・・・・またの機会にでも。


KeKKeのTOPページをご覧になった方はお気付きかと思いますが、KeKKe FESTAのグッズが再販されることになりました!良かったですねぇ!ただし先着順で、しかも締め切りが11月30日までと短期間です。当日来られなかった方、あるいは買い忘れちゃった方、なんとかGETしてくださいね!ちなみに楠田関連だと、Tシャツは赤のみで、それからCDは・・・・今回はリストに挙がっていませんね。再販の予定はあるのかな?されるといいんだけど・・・。
Tシャツはあっという間に売切れてしまったんですね・・・ゴメンなさい。追加制作とかしないのかな・・・浪川氏は「出来ますよ!」って言ってくれてたんだけどな。(11月25日追記)


前回の小部屋で「パタリロ!」のことを書いた訳ですが、せっかくなのでもうちょっと紹介しちゃいます。「テニスの王子様」はここを訪れてくださる皆さんは当然お持ちだと思いますので、いいですよね。もちろん僕も全巻持ってますよ〜!10.5巻や20.5巻だって!

あと全巻持っているのは、これもまだ連載中だけど雁屋哲氏作/花咲アキラ氏画で小学館発行の「美味しんぼ」(1〜89巻)ですね。この本を読み始めた頃は、なんというかカルチャーショックを受けました。プロの料理人の世界を垣間見たというか、ただ食べるだけの料理だったのが、食べながらその素材を吟味したり、調理法を想像したり、食べる事がより楽しくなりました。さらにテレビでは、ちょうど「料理の鉄人」もやっていて、なんだか自分にも作れそうな気になってみたり。実際たまにですが僕だって料理しますよ、これでも。得意料理はビーフシチューですね!というか自分が食べたいってだけなんだけど!(笑)

以前7月21日書いた鰻の話(関東と関西の違い)も「美味しんぼ」で得た知識であったりします。もう90巻近い長期連載ですが、特に僕が好きなのは初期の頃です。今までに何回読んだか分からない。アニメ化された時、初めて見たのに次のセリフが分かってしまう、そしてその通り言ってくれるのが、なんだか楽しくて(笑)。皆さんもそういう経験ありますか?


お次の作品は、ほったゆみ氏原作/小畑健氏画で集英社発行の「ヒカルの碁」(1〜23巻)です。こちらは完結しましたね。この本を買い始めたきっかけはアニメ化に伴いオーディションを受けるためだったんですが、結果は・・・・って、今さらもういいんです!とにかく僕はこの本が好きです!先週久しぶりにたまたま1巻を読んだら、もう止まらない!(笑)「碁」を知らないからって敬遠する人がいるかも知れませんが、ご心配には及びませんよ。読んでいてワクワクしたり、ゾクっとしたり、じ〜んとしたり、もう大変!最後まで一気に読んでしまいたいくらい、グイグイ惹き付けられますねぇ。まぁ、さすがに23巻を一気に読むのは僕には出来ませんけどね。なぜなら僕は読むスピードが遅いから。セリフは喋るスピードと同じスピードでしか読めないんですよ〜。

今回コミックスを読んだらアニメもまた見たくなって、ビデオを借りてきました。とりあえず1〜9話まで一気に見ました。今回はヘッドホンをしてじっくりと。画は以前から美しいなと思っていたのですが、特に今回感動したのは音楽です!オンエア当時はあまり気にしなかったんですが、ヘッドホンなので音がより鮮明に聴こえるでしょ。なんとBGMの中にフル・オーケストラの演奏があるんです!しかも作曲は若草恵氏!なんて贅沢なんだろう!!

僕が一番好きなのは対局シーンで使われている曲(例えば第3話の進藤ヒカルvs塔矢行洋とか、第6話の葉瀬中vs海王中の決勝戦など、大事な対局の時に使われます)。どう言えばいいのかな・・・・いろんなモノを背負って闘っている情熱とか苦悩とか思いとか、そういう感情全てが込められた、ドラマチックかつスケールの大きな曲です。だから感情移入してしまうんですよね。作曲の若草恵氏、彼はこの作品では作曲者ですが、編曲作品もものすごく多いんです。だからなのか、オーケストレーションが本当に素晴らしい。特に哀愁を誘うような曲は、絶品です。さぁて、ビデオの10話以降も借りに行かなきゃ!そして、サウンド・トラックのCDを買うこと決定!(笑)ちなみに今日のタイトル「17の四、右上スミ小目(じゅうななのよん、みぎうわすみこもく)」は佐為の決め台詞と言ってもいいくらいよく出てきた、対局の第一手目に多い手ですね。

ちょっと脱線しますが、そういえば、編曲者の明石昌夫氏(B’zのアレンジャーさんです)とプライベートでお話しさせて頂く機会があったのですが、御自身でアレンジした曲を目の前で生のオーケストラに演奏してもらったら、本当に感動したそうです。想像出来ますよ、その気持ち!いいなぁ、僕も一度でいいからそんな体験してみたい!!


というわけで、今日もコミックスを中心に書いてみました。本はまだありますからね、しかもお勧めしたい本が!また書きます。あ、サウンド・トラックといえば、先日封切りになった「ハウルの動く城」(スタジオジブリ作品)のサントラを、期待感から封切り前に買いました。既にハウル・ワールドに片足突っ込んでる気分(笑)。いやぁ、今回もイイですね〜!早く映画も観たいです。僕は久石譲氏の大ファンなので、彼のサントラはジブリ作品に限らず例えば北野武作品とか、結構持っています。久石サウンドについて書き始めると、きっと、いや必ず長くなりますので、またいつか語りたいと思いま〜す!



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